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週刊ゴルフダイジェスト 5/28
2013/5/21更新

倉本、遼を超えるか?
最強ルーキー松山がこれから狙える記録

 今週は日本プロ(総武CC総武C)が開催される。つるやオープンで、ツアー史上最速、プロ2試合目で優勝した松山英樹がプロ4試合目でのメジャー制覇の記録に挑むことになる。さて、これから松山が"達成できそうな記録"を調べてみると……。

 プロ2試合目での勝利は、現在のJGTOが発足した99年以降では、薗田峻輔(2010年)、藤本佳則(2012年)の5試合目を上回る最速優勝記録だった。ただし、それ以前では重信秀人がデビュー戦(79年)、倉本昌弘がプロ2試合目(81年)で優勝。後援競技も含めれば88年中島和也のデビュー戦Vなどもある。

 メジャー大会の最速優勝は前述藤本で、プロ5試合目のツアー選手権。メジャー初出場初優勝だった。海外メジャー出場の最短記録は、やはり藤本と薗田がルーキーイヤーに全英オープンに出場。

 すでに7月の全英出場を決めている松山だが、5月27日の予選会(大利根CC)で、6月13日からの全米オープン出場を目指す。これが叶えば藤本、薗田より早くプロとしてメジャー出場を果たすことになる。5月27日か6月10日付の世界ランキングで60位以内に入ればその資格でも全米オープンに出場できるが、中日クラウンズ終了時の世界ランキングは90位だから、これも大いにチャンスがある。

 ルーキー年の最多勝と最高賞金ランキングは倉本で4勝を挙げてのランク2位。獲得賞金額では石川遼の1億631万円余(1勝)を獲得した記録が最高。

 松山はプロ3試合を経た時点で1勝を挙げて、3914万円余を獲得し、賞金ランクトップ。これからどれだけ記録を塗りかえていくのか。

 
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