週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/6号

2012/2/27更新

イーストウッドが
ノリノリでゴルフの番組づくりに参画

　アメリカの大物映画監督であり俳優でもあるクリント・イーストウッド（81）は、大のゴルフ好きとしても知られるが、今年の夏前にもアメリカで放送開始予定の新しいゴルフ専門チャンネル「バック9ネットワーク」の創設に参画。番組制作にも剛腕を振るうことになった。

　アメリカのゴルフ専門チャンネルといえば、アーノルド・パーマーが設立にかかわり、1995年にスタートした「ゴルフチャンネル」が有名だ。同局は米ツアーの中継権を有し、すでに確固たる地位を得ている。

　それに対し、新参のバック9ネットワークは、ゴルフに関係するさまざまな情報やエンターテイメントを、テレビだけでなく、パソコンや現在世界中で急拡大するモバイル端末に配信するチャンネルを目指す。

　そのなかでハリウッドの大御所であるイーストウッドが番組制作のトップとして、番組編成やキャスティング等を指揮するのだ。

　彼はゴルフ場を個人で所有するほか、ペブルビーチのオーナーグループの一員でもある。当然、ゴルフに精通しており、ゴルファーの心をつかむ術を知っているはず。

　本人も乗り気で、すでにバラエティ系の番組企画をいくつか立案。なかには、ハリウッド俳優でコメディアンのジャッキー・フリンが世界中の名門クラブを訪ね、そこでマナーやエチケットを戸惑いながら学ぶというシリーズもある。

　果たして自らの監督作品のような大評判を得られるか。