週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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アブダビが初戦。ちょっと地味なWキング、
ルークの素顔は「つぶやき王」

　欧米両ツアーともすでに開幕しているが、ビッグネームが顔を揃えるのは欧州ツアーのアブダビHSBC（1月26日～29日）からになりそう。昨季欧米両ツアーでダブル賞金王に輝いた世界ランク1位のルーク・ドナルドも同大会からの登場となるが、オフシーズンのルーク、何やらものすごく“つぶやいて”いるのだ。

　ツイッターが普及して以来、ゴルフ界でも選手たちの肉声がリアルタイムで聞かれるようになった。特にルークはこのオフ、多いときは日に20回以上つぶやいており、その内容も多岐に渡っている。地味なキャラクターゆえ、あまり人となりを知られていないが、つぶやきを読むと意外な素顔が浮かび上がる。

　2012年1月1日「皆さん、あけましておめでとうございます。この先、何が待っているかを思うとワクワクしますね！」「自分がコントロールできないものを気にしていても仕方ない。目を見開いて日々一歩ずつ、より良い方向に進んで行きましょう」う～ん、じつに前向きだ！

　時にはリー・ウエストウッドやジェフ・オギルビーらプロ仲間と会話をしたり、ファンの質問に答えたり、生まれたばかりの次女ソフィアちゃんを抱いたサービスショットを載せたりと、どうやら、かなりマメな性格でもあるようだ。

　穏やかなようでいて、NFLやNBAの試合観戦中は松岡修造ばりに激熱になったり、米ツアーの開幕戦で「スロープレーの選手が多い」と激怒したり。「スロープレーはゴルフの大敵」と断じ「相手がプレーしている間に自分のラインを読むことは可能。ショットを打つ前の30秒を短縮すれば1ラウンドで35分も短縮できるのに。確かなのはスロープレーの人は自分が遅いことを一生気づかないってことだね」と持論を展開。

　今季はすべてのプレーヤーから追われる立場だが、昨年と変わらぬ安定したゴルフを見せるか注目したい。

　ちなみに最近の彼のお勧めの映画は『ドラゴンタトゥーの女』。「残酷なシーンもあるけれど一見の価値あり」だそうだ。

　
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