週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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タイガーが脱IMG
マネジメント界も欧高米低時代に？

全米オープン欠場を発表したウッズ。「本当にがっかりしているが、その先のことに集中したい」

　パーマー、ニクラス、プレーヤーのビッグ3の時代からゴルフマネージメントの最大手といえば『IMG』だった。ところが最近タイガーがデビュー以来契約してきた同社とのコンビ解消を表明。さらにIMGに取って変わるように、欧州の『ISM』というマネージメント会社が台頭している。

　世界ランク上位のL・ウエストウッド、R・マクロイをはじめ殿堂入りしたE・エルスやマスターズチャンピオンのC・シュワーツェルら欧米で40名以上の有名プロゴルファーを抱えるのが『ISM』＝インターナショナルスポーツマネージメント社である。

　同社は元欧州ツアープロのアンドリュー・チャンドラー氏が89年に設立。当初プロはわずか4名だったが、ツアーで転戦した経験を活かしたきめ細かいサポートを提供したことが選手の間で話題となり、90年代にウエストウッドやダレン・クラークが世界的に活躍すると、あっという間に規模を拡大。エルスら大物も他のマネージメント会社から移籍。

　欧州全盛の時代、アメリカの『IMG』に代わりヨーロッパの『ISM』が世界のゴルフマネージメント界を牛耳る日が来つつある。

　
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