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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/8号
2011/2/28更新

お寒い成績でも懐と気候はあったかい。
ドバイでひと儲け、長者ウッズ


罰金66万円のつば吐きの件についてはツイッター上で謝罪

 不倫騒動以来、かつての強さがすっかり影を潜め、パッとしないタイガー・ウッズ。離婚の慰謝料など出費もかさむだろうが、すぐさま“懐寒し”となるわけではないらしい。

 実は、先日の欧州ツアー、ドバイ・デザートクラシックでもタイガーは一騒動起こしている。グリーン上で何度もつばを吐き、欧州ツアーからこの行為が行動規範に違反していたと判断され、罰金が科されたのだ。気になる罰金額は明らかにされていないものの、一部報道では5,000ポンド(約66万5,000円)とも言われている。

 プレーヤー個人に科せられた罰金としては、その金額は小さくない。しかし、ウッズにとっては痛くも痒くもないだろう。何しろ、今大会のウッズのアピアランスフィ(出場報奨金)は180万ポンド(約2億5,000万円)と言われている。優勝を逃してもこれだけの巨額のマネーが、すでにウッズの懐には飛び込んでいるのだから。

 さらに、UAEの経済誌「アラビアンビジネス」は、同国の不動産開発業者がゴルフ場を含めた総合娯楽施設(タイガー・ウッズ・ドバイ)の宣伝報酬として、ウッズに5,540万ドル(約46億5,000万円)を支払っていたと報道。不倫騒動でP&G、AT&Tなど多くのスポンサー契約が解消されても、その稼ぎっぷりは依然として桁外れだ。

 事実、アメリカのスポーツイストレイテッド誌が発表した去年のスポーツ選手長者番付でも9,050万8,163ドル(約72億4,000万円)で、2位のテニスプレーヤー、R・フェデラー(スイス)の6,176万8,110ドル(49億4,000万円)を23億円も引き離して堂々の第1位。その地位は揺るぎないものとなっている。




 しかし、2009年以来ツアー優勝から遠ざかっているウッズにとって今ほしいのは富より名誉、復活Vかもしれない。

 
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