週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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初日と３日目、同じホールでエース２発！
ギネスになった上井

エース２回よりほんとは優勝がしたかった？

　世界記録を網羅する「ギネスワールドレコーズ」には石川遼の中日クラウンズでのツアー最少ストローク「58」などが認定されているが、このほど上井邦浩にも認定証が届けられた。

　上井が世界記録と認定されたのは、８月のVanaH杯KBCオーガスタの８番パー３でマークした初日と３日目の２度のホールインワンによるもの。同一大会、同一ホールで２回のホールインワンは世界のツアー史上でも初の快挙として正式に認定されたのだ。

「狙って取れるようなものじゃないですけど、世界でも珍しいことですし、いい記念になります」
と喜ぶ上井だが、今大会ツアー初Ｖを掴みかけた優勝争いの渦中にいたのだから（結果は５位）、ホールインワンで浮かれている訳には行かなかったというのが本音のようだ。

　上井の快挙は８月末で、認定証が届いたのは12月半ばになってから。石川遼の「58」のときはほぼ２週間後に認定証が手渡されただけに、申請後３カ月以上も待たされ「もしかすると却下かな？」という不安もあったという。

　初優勝こそ逃がしたが、上井にとって、嬉しいクリスマスプレゼントが舞い込んだ。

　
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