週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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シード権はないが、気になるのはやっぱりタイガー、（の復活）
今週米男子ツアーが開幕

　欧州ツアーは昨年すでに開幕、第２戦の南アオープン（12月19日終了）はビッグネームのアーニー・エルスが優勝したが、一方米PGAツアーも１月６日から開幕する。

　今季の米PGAツアーの変更点はすでに 昨年12月21日号で紹介 したが、今週の6日から始まるヒュンダイトーナメントオブチャンピオンから45試合がスタートする。今年の注目はなんといってもタイガー・ウッズの復調はあるか、ということ。

　キャディのS・ウイリアムスは、「新年にはタイガーが完全に新しいスウィングを自分のものにしていると確信している」と復調を語るが、不倫スキャンダルから１年を経て、メンタル面でも技術面でもひと皮剥けたタイガーが見られれば復活も十分ありうる。昨年末に35歳になったタイガーが、かつての強さを発揮できれば、昨年勢いがあった欧州勢の勢いを止めることができるかもしれない。

　そのタイガーの今年の初戦は、2月10日からの欧州ツアー、ドバイデザートクラシック。これ以前の米ツアー出場は１月末のファーマーズインシュアランスが噂されているが、こちらはまだ未定。

　2010年はスター不在で群雄割拠状態を示した米ツアー、2011年の戦いはどうなるだろう。

　
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