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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/14号
2010/9/6更新

クラブは進化しているんじゃなかった?
425ccの“小顔モデル”が復刻


“+”がついて復刻する『MPクラフト425』は今秋発売予定

 2006年12月に発売され、ヘッド体積425ccの“小顔ヘッド”でプロや上級者に支持された、ミズノのドライバー「MPクラフト425」。その復刻版モデルが、この11月に限定品として登場するという情報を入手した。

 ヘッドの大型化が進むなか、飯島茜などの女子プロもいまだ手離さない「MPクラフト425」。構えたときの顔つきの小ぶり&シャープさが上級者にウケたようだ。ミズノ広報宣伝部の内山友和氏はこう話す。

「こだわり派のアマチュアや上級者からも“425サイズ”のニーズが多かったです。大ヒットとは言えなくても、コンスタントに売れたドライバーです」

 のちにテーラーメイドから420ccの『R9』が発売されて、他社からも小ぶりヘッドがラインナップされ、その影響を与えた先駆けといってもよさそうだが、復刻版『MPクラフト425+(プラス)』(8万4,000円)が発売されるという。それにしても、なぜいま復刻版なのか。

「前作の『MPクラフト425』は根強い人気があったので、より進化したモデルを提供しようと『+』を出しました」
ヘッド体積やフォルムは前作同様だが、重心位置を2ミリ低くして、力強くて吹き上がらない、ハードヒッター向けにしたという。

 現在、男女プロにはテスト中だそうだが、クラブにこだわる上級者などニッチな層を対象にした感のある『+』。景気低迷により国内のクラブ市場が伸び悩むなか、ターゲットを限定し人気モデルのリニューアル版を限定品として投入することで、堅実な売れ行きが見込めるというメーカーの戦略がうかがえる。結果やいかに。

 
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