週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

狙いは少子化対策なのか
「ゴルコン」に文科省が乗り出した

　近頃、若い男女の間ですっかり定着してきた感のある「ゴルコン」。それがいよいよお役所主導で開かれるようになるという。

　文部科学省が今夏をめどに策定中の「スポーツ立国戦略」(仮称)に、『スポーツ婚活』なるプロジェクトを盛り込む案が浮上しているのだ。

　同省生涯スポーツ課によると、「若年層のスポーツ参加率の引き上げを図る」のがそもそもの目的で、皇居ランやゴルコンが企画として挙がっている。「まだ事務レベルで検討中の段階」とはいうものの、発想はなかなか柔軟。

　昨秋から年２回ペースで『婚活ゴルフ練習会』を開催し、出会ったカップルがゴールインした実績があるロッテ葛西ゴルフの鈴木利和支配人も、「若い人達には戸外で行う健康的なイベントが歓迎される」と太鼓判を押す。

　スポーツ婚活というだけに、少子化対策が目先に見え隠れするが、今回のお役所ゴルコン、まずは成り行きに注目！