週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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九州女子アマで活躍の女の子が
男子の大会、九州オープンに出る！

　九州ゴルフ連盟では設立40周年記念として、今月９日から行われる九州学生とともに、先週26、27日に行われた九州女子選手権の各上位２選手に九州オープンの出場権を与えることにした。同大会で上位になれば、日本オープン出場というビッグな夢にもつながる新規定だ。

　日本アマの出場資格には「男子」という規定がある一方、日本オープンや地区オープンには性別の規定はなく、女子も実力次第で出場できる。

　九州ゴルフ連盟では９月の九州オープンに、初めて九州女子選手権上位２選手を出場させる。「女子が予選競技に出場したことはありましたが、本戦出場は初めて」と同連盟。基本は設立40周年の話題性を狙ってということだが、九州女子アマ界に何らかの刺激になればという思いもあるようだ。

　そこで今回、出場資格を得た２選手に話を聞いた。優勝の福田真未さん（福岡・沖学園高３年）は念願のタイトル獲得にホッとしながらも、
「次は日本女子アマのタイトルです。そこでいいゴルフができたら、九州オープンでも男子プロの皆さんから何かを得ながら、自分もいい結果を出したい」と意欲を燃やす。

　また、中学２年（宮崎・東大宮中）ながら今回優勝を狙っていた柏原明日架さんは、２位の結果に悔しさをにじませ、
「今は日本女子アマ30位以内と日本ジュニア優勝が目標ですけど、九州オープンでも何か実績を残したい」と強気に語る。

　九州女子アマのトップ２人。九州オープン予選通過にどこまで迫れるのか、楽しみである。