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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/25号
2010/5/14更新

弘法、筆を選ぶ。
タイガーがまたまた別のシャフトをお試し中

 タイガーがドライバーのシャフトを、長年愛用していたディアマナからグラファイトデザイン社の『ツアーAD DI-7』に替えて、株価までに影響を与えるほどの大騒ぎになったのは先月のこと。そのタイガーが、またシャフトを替えた。クエイルホロー選手権でタイガーのドライバーに装着されていたのは、三菱レイヨンの『FUBIKI(フブキ)』だった。

 今シーズン、ディアマナからDI-7に替えたのは、練習友達のチャールズ・ハウエルIIIの弾道にほれぼれしたのがきっかけだった。しかし今回、ほれ込んだのは、今年マスターズで優勝したミケルソンの弾道。タイガーが「FUBUKIを使ってみたい」と指名してきたという。

 今年3月に発売されたこのシャフト。クラブアナリストのマーク金井氏によれば、
「DI-7にくらべて挙動が少なく、ハードヒッター向けのシャフト。そのため、自分のタイミングで叩けるし、曲がりが少ない点が気に入ったのではないか」と分析する。

 ツアー関係者によると、シャフト重量が60グラム台と以前よりかなり軽いものを使用しているようで、ヘッドスピードを上げる狙いもあるのではないかともいわれている。

 今シーズンはこのままFUBUKIで落ち着くのか、それともDI-7や昨年使用していたディアマナに戻るのか。はたまた新たなシャフトが登場するのかはわからないが、これだけシャフトで悩むの、ヘッドスピードが速く、スウィングの精度が高いタイガーだから。

 この完璧主義、徹底さを見る限りは、タイガーの時代はまだまだ続くことだろう。

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