週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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宮里藍はプロ入り直後からJALの支援を受けた

　経営悪化を理由に日本航空が１月19日に会社更生法を適用され、企業再生支援機構の支援を受けて経営再建を図っている。スポーツ界への支援活動を行ってきた同社は、今後どう対応するのか？

　継続予定のものとしては、ゴルフでは、宮里聖志、優作、藍の３兄弟の移動などをサポートするスポンサー契約。これは契約期間が2011年３月までとなっており、継続の意向。またゴルフ以外でもサッカー日本代表のサポーティングカンパニーとして、協賛、支援しているが、2015年までの契約を続けていく方針だ。

　一方で昨年まで協力企業に名を連ねた女子ゴルフのサントリーレディス、協賛してきたホノルルマラソンといった事業に関しては「今後、検討することになっています」（同社広報）と対応はまだ決まっていない。

　再生支援機構側はスポンサー活動については即時に停止させるつもりはないという。スポンサーにとって選手が注目されることで、その企業のロゴが媒体を通して消費者にアピールできる利点があるだけに、これまで以上の活躍で恩返しすることが求められているのかもしれない。