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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/16号
2010/2/5更新
お騒がせデーリーがまたも話題に!
1年間で50キロの減量に成功

 ダイエットは飛距離アップに効果的!? 1年間で約50キロのダイエットに成功し、すっかり別人のようなシルエットでツアーにカムバックしたジョン・デーリーが注目を集めている。


メタボなおなかがトレードマークだったが……

 91年全米プロに補欠出場して優勝した時から、圧倒的な飛距離と触るとフカフカして気持ちよさそうなおなかがトレードマークだったが、どんどんそれがエスカレート。身長180センチながら、体重が135キロ近くまで増えてしまった。しかし昨年、泥酔して逮捕された姿が公開されたことで米ツアーから半年間の出場停止処分を受けたため、その間にダイエット。

 デーリーが挑戦したのは、手術でバンドを胃に装着。胃を大小の2つに分け、その小さい部分の胃が満たされることで少ない食事で満腹感を得るという方法。結果、摂取カロリーも減るため、効果はてきめんで約50キロ減の85キロまで体重を落とした。

 しかし気になるのは飛距離だったが、まったく影響がないようだ。本人も自身のブログに「むしろスイングは速くなったほど」と打ち明けている。

 ダイエットによって、飛距離が落ちるというプロとアップするというプロに大きく分かれるが、実際のところはどうなのだろうか。かつて17キロのダイエットに成功。飛距離を約20ヤード伸ばした経験もあり、現在もダイエット継続中という“ビッグスギ”こと杉本英世プロはもちろん賛成派だ。

「足、特にふくらはぎと背中の筋肉を落とさないようにすればダイエットは効果的。あまり極端に体重を落とすのでなければ、腕を振るのに邪魔な肉を落とせば体のキレはよくなり、飛ぶようになるはず」と、アドバイスしてくれた。

 杉本プロのダイエットは肉を減らして魚を食べるようにしたこととウォーキング。あとは左手だけで素振りをして、背中の筋肉をキープすることだ。

 手術をともなうデーリーのダイエットはかなり極端な例で、我々一般アマチュアにはそうマネのできるものではない。でもスリムになって飛距離が伸びるというのは魅力的な話には違いない。

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