週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

　百貨店、スーパーの売上不振が続くなか、ネットショッピングは「巣ごもり消費」の追い風もあって、依然拡大している。ゴルフ用品の分野でもネット通販は好調。ゴルフダイジェストオンライン（GDO）では毎月曜日の受注が多いという現象もある。

　ゴルフ総合サイトでは最大手、GDOのネットショップはこの消費不況のなか、比較的好調といわれる。そして、そのショップの受注だが、実は月曜日が全曜日平均より10～20％も多い。その理由を、「やはりアクセス数自体が多いからでは」と語る。月曜日にアクセス数が増えるのは、前日に終わった世界中のツアーの結果が見られるからだ。

　さらに、同社は毎週日・月・木曜日にメールマガジンで「ショップ情報」を配信（他に顧客の利用実績に合わせた案内を別途配信）しており、このことからも月曜日のショップ利用が多いとみている。基本的に月曜日に発注すれば、在庫があれば水曜日に配達されることになり、週末のゴルフにも間に合う。

　ネット販売で、昨年９月に月商２億円超の驚異的な売上を記録したゴルフショップえざき（香川県高松市）でも、
「週のなかでは金曜日が最も少なく、月～水の注文が多い」（インターネット事業部・濱田康裕氏）
という。こうした動向からすると、GDOで欲しいお宝グッズを見つけたときには、品切れの可能性を考え、月曜日中に発注するのが上手な買い方といえそうだ。

試合の結果を知るため、月曜日のアクセスが増えるのも理由の一つ