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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/3号
2009/2/20更新
違いが一目瞭然!
ゴルフフェアで7社がフィッティングのテク競う

 今週金曜日に開幕する「ジャパンゴルフフェア2009」(2月20~23日、東京ビッグサイト)では、これまでになかった参加型の展示企画が注目を集めそうだ。目玉は各社のクラブフィットが一目でわかる趣向の「フィッティングストリート」フェアより一足早くチェックしてみた。

 一般来場者が参加できる主催者イベントとして、プロによるレッスン会、試打コーナー、チャリティオークション、また昨年からはシミュレーションゴルフを利用したバーチャルゴルフやドラコンが行われてきたが、今年の注目株はフィッティング。

 そもそもクラブフィッティングにこれほど注目が集まるようになったのは、高反発規制がきっかけといわれており、日本より先に規制が導入された米国では、いまやフィッティング抜きでの販売は考えられないほど。

 最近は日本でもショールームや直営店舗にフィッティングスタジオを設けるクラブメーカーが増え、また、ゴルフ場、練習場、ショップなどでの出張フィッティングも盛んになっている。

「フィッティングストリート」は、クラブメーカーのフィッティングスタジオをゴルフフェア会場内に再現し、実際にフィッティング体験ができるというもので、ゴルフフェアの主催者イベントとしてはまったく新しい試みといえる。しかも、昨年より出展コマ数が増えているなかで、スペースを捻出したというから力の入りようが窺える。

「ゴルフフェアでは常に最先端の情報を発信したいと考えています。最近は各メーカーが最新のフィッティング技術を競い合っていますが、人気のあるメーカーのフィッティングスタジオはかなり先まで予約で埋まっていて、興味はあってもなかなか体験できないという話も聞きます。それならゴルフフェアで体験してもらえるようにしたらどうかという話になりました」(ジャパンゴルフフェア2009実行委員会・曽良俊明氏)

 ゴルフフェア実行委員会の呼びかけに対して、SRIスポーツ、キャロウェイ、ダイワ精工、ピンゴルフジャパン、ブリヂストンスポーツ、ミズノ、ヨネックスの7社が応じた。

「99年からゴルファーズドックを運営していますが、まだまだ一部のゴルファーのものでしかありません。今回の企画を機会に、より多くのゴルファーに認知してもらえれば」(ブリヂストンスポーツ・嶋崎平人氏)と参加メーカーは期待を寄せる。

 7社のフィッティングブースが軒を連ねるというのもこの企画のミソ。フィッティングを受けるには事前予約が必要で、この号が出る頃にはほとんどの枠が埋まっていると予想されるが、ピンマイクを装着するなどギャラリーにも見せることを想定して行われるので、各社のフィッティングのやり方を見比べるのも面白い。

「基本的なところは同じでも、メーカーによってどこまで掘り下げているのか違いがあるので、そこを見比べてもらえたら」(ミズノ・西田維作氏)

 フィッティング未体験の人には、あんなことやこんなことまでできるといった驚きがきっとあるはず。また、この先、フィッティングを受けようと考えている人にとっては、事前のシミュレーションとしても使える。

 新製品のお披露目の場という意味合いは年々薄れてきているが、このほか、本物の砂でできたバンカーから打つ「ブリヂストンチャレンジパーク」など体験型イベントを充実させたジャパンゴルフフェアに足を運んでみてはいかがだろう。

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