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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/18号
2007/9/6更新
オチョア、8月3連続優勝で
賞金女王に早々と王手

 アメリカゴルフ界で、今年の夏の“MVP”、もっともホットなプレーヤーといえば、やはりロレーナ・オチョアだろう。なにしろ7月29日から8月26日までの1カ月間、4試合で3位タイ、優勝、優勝、優勝と圧倒的な強さを見せつけて、早々と賞金女王に王手をかけたのだ。


8月に3連勝達成の“夏娘”オチョア

 全英リコー女子オープンで、メジャー初優勝を果たしたかと思ったら、第5のメジャーともいわれるカナディアンオープン、そしてセーフウェイクラッシックと3連勝。

 過去25年で、3連勝を達成しているのは、ほかにはアニカ・ソレンスタムただ一人。この1カ月間に110万ドルも稼ぎ出し、現在(8月27日時点)で今年の獲得賞金を 289万1590ドルとし、今年の賞金女王に名乗りを挙げた。

 LPGAの方は、まだまだ11月の中旬まで試合が続き、これから終盤戦ということになるのだが、オチョアの現在の獲得賞金は、LPGA史上最高の286万ドルという2002年にソレンスタムが作った年間の獲得賞金をすでに3万ドルも越え、今後の獲得賞金は、すべて新記録ということになる。

 そして、それがどこまで伸びるか注目されている状況だ。

 昨年259万ドルを稼ぎ出し、賞金女王に輝いたオチョアは、このとき年間の獲得賞金で200万ドルを越えた史上2人目のプレーヤーとなったが、今年はさらに初の300万ドルプレーヤーになると予想されているのだから、賞金女王の座は、秋を待たずに、ほぼ確定したといえるだろう。

 実際、8月27日現在の賞金ランキング第2位のスーザン・ペターセンの獲得賞金は112万8963ドル、3位のポーラ・クリーマーは107万ドル。

 つまり、すでにオチョアは176万ドル強も2位以下のプレーヤーに水をあけている。

 最終試合のADT選手権では、100万ドルの優勝賞金が用意されているが、この試合にオチョア以外のプレーヤーが優勝することを前提にして考えても、残りの試合の優勝賞金は平均で20万ドル弱ということだから、ADTを含めて、5勝かそれに準じる成績を収めないことには、オチョアには追いつかない。

 逆に考えれば、オチョアが、残り10試合中、2勝以上するか、あるいは、ADT選手権に優勝すれば、オチョアの賞金女王は決定となる。

 8月のオチョアは、手が付けられないほどホットなプレーヤーだったということなのだが、本人のほうは、意外とクールだ。

 さすがにメジャー初勝利の全英女子オープンでは、手放しの喜びようだったが、3連勝目となったセーフウェイクラッシックでは、

「確かに過去5~6週は、自分のゴルフ人生の中で、もっとも長く調子の良い状態で続いていた。3連勝といっても、まだ実感できないでいる。しかし私は毎週勝つためにプレーしている。毎週勝つことができると信じてプレーしている」と当たり前のことのように、クールに語っている。

 メキシコ出身のオチョアにとって、暑い夏にホットになるのは、当然と思う向きもいるかもしれないが、オチョアが生まれ育ったメキシコのグアダラハラの今年の8月の最高気温は29度。平均では24~25度といった所で、さほど暑い訳ではない。

 逆にそんな彼女だからこそ、スコットランドやカナダ、そしてオレゴンと涼しいところで優勝できたのかもしれない。

 ホットな彼女のクールさは、こんな所から来ているのかも。

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