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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 12/26号
2006/12/12更新
スコア改ざん中西雅樹、
初めて≪今後≫を語った

 審判のいないスポーツ、ゴルフ。だからこそ、ルール遵守が絶対必要だ。日本オープン最終予選。国内最高峰の舞台への出場権を賭けた大切な大会で、中西雅樹が、スコアを改ざん。ホールアウト後、スコア提出所で、マーカーがサインをした後に、消しゴムでこれを消して書き換えるという悪質な行為が、スコアが発表された後に発覚したのは既に周知の事実だ。スコア改ざん事件のその後を追った。

 日本オープン主催の日本ゴルフ協会(JGA)は、事態を重く見てこの大会での失格処分を決定。さらに、中西はJGTO(日本ゴルフツアー機構)のメンバーだったため、事情聴取が行われた。

 これと前後して事件が報じられ、JGTO理事会は中西の5年間出場停止処分を決定した。

 その後、しばらくはポツリ、ポツリと話題が出たものの、それきり事件は忘れ去られたかに見える。

 だが、中西がジュニア出身で、飛ばし屋の有望株だったこともあり、再三、叫ばれてきたジュニアゴルフ界のあり方を見直そうと言う声や「中西だけじゃない」と言う声が出てくるなど、業界の今後に考え直さなくてはならない部分は浮き彫りになっているのが実態だ。

 そんな中、中西本人は、その後どうしているのだろうと、電話取材を試みた。

 本人が対応したが、事件の事実関係についてははっきり答えることを避け「それより迷惑をかけたので信頼回復できるように努めたい。ボランティアのような形でJGTO、JGAのお手伝いができれば。ゴルフについては考えていません」と、答えるにとどまった。

 気になる契約関係については「スポンサーについてはすべてご辞退させていただいています」と、マネージメント契約を結んでいたIMG。

 こちらの契約も、事件の決着がつくと共に終わっている。

 本人は、ゴルフをすることもほとんどなく過ごしているといい、将来、復帰するのかどうかについても明言を避けている。

 だが、ゴルフ界には、いまだに「5年(の出場停止)は甘すぎる」「本人のためにも永久追放にするべきだった」などと言う声もあり、戻ってくるならイバラの道が待ち受けているのは覚悟しなくてはならない。ゴルフの本質を汚した事実はどこまでも重い。

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