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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 1/24号
2006/1/12更新
仕事とゴルフを両立させてシングルになった
米国映画スターと一流企業CEOたちのHC

 ニューイヤーレゾルーション。今年の目標とか、新年の誓いとでも訳すのだろうが、今年こそはシングルプレーヤーになる、という誓いを立てた向きも多いだろう。

 ところで、アメリカでは仕事もゴルフも両立させているスターやビジネスマンが、少なからずいるのだ。

 PGAツアーは、これからアメリカ西海岸でプレーされることが多く、ハリウッドのスターたちがプロアマなどでプレーする機会が増えるが、映画界でいまゴルフの大御所といえば、AT&Tぺブルビーチの大会委員長を勤めてもいるクリント・イーストウッドということになるだろう。

 さすがに年をとってハンディキャップは落ちているようだが、それでも現在13.5。その他の大御所といえば、ジャック・ニコルソン(12.2)、コロンボ警部のピーター・フォーク(14.3)、R&Aメンバーでもあるショーン・コネリー(17.9)などがいるが、全盛期にはシングルで鳴らしていたものの、いまや若手にハリウッドのトップゴルファーの座を譲ってしまっている。

 そうした中で、現在のトップは、地球が氷河期になるという「ディ・アフター・トゥモロー」や「イン・グッド・カンパニー」で主演を演じたデニス・クエイド(1.1)ということになるようだ。

「スクラッチプレーヤーになりそうになると、いつもゴルフが悪くなる」と本人は語っているが、それでも4カ月でハンディを4.5から1.1にしたというのだから大したもの。

 この他シングルではサミュエル・ジャクソン(4.9)、ヒュー・グラント(7.0)、ビル・マーレイ(7.5)、カート・ラッセル(9.2)など有名どころが顔を揃えている。

 一時はシングルまで行ったというケビン・コスナー(10.8)や、もう一息でシングルというのはレッドベターをスウィングコーチにしているシルベスター・スタローン(12.0)だが、逆に意外に下手(?)なのが、アーノルド・シュワルツネッガー(25)、メル・ギブソン(23.6)、トム・クルーズ(36)。

 そのクルーズの前妻の二コール・キッドマン(36)、キャメロン・ディアス(36)、ラッセル・クロー(36)あたりはゴルフを始めたばかりで、将来のハリウッドゴルフ界をリードしてゆくのではないかと期待されている。

 映画スターだから、たっぷりゴルフする時間もあるだろうとも思えるが、逆に忙しいアメリカ実業界のトップたちの中にも、シングルプレーヤーは履いて捨てるほどいる。

 アメリカのトップ企業の社長、会長、CEOの中で誰がもっとも上手いかというと、ちょっと甲乙付けがたいが、サンマイクロシステムのスコット・G・マクニーリィ氏あたりは、少なくとも5本の指に入るだろう。

 彼のハンディキャップは、1年前の米ゴルフダイジェスト誌によれば2.9だが、かつてはハンディが0.3までいっていたのだから、ほとんどスクラッチプレーヤーだ。

 この他、ネーションワイドやAT&T、USスチール、トイザラスといった日本でも馴染みのある大企業のCEOなどもシングルプレーヤーばかり。

 ちなみに、これも米ゴルフダイジェスト社の調べだが、アメリカの一流企業のCEO202名のハンディキャップ平均は12.7で、彼らの年収平均は265万ドル(約3億円)というから、驚くばかり。こうなると、ゴルフがそこそこ上手じゃないと、ビッグになれないような気もして来るが……。

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