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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/6号
2005/11/23更新
ヘソ出しルックはNO、短パン短ソックスはYES
ドレスコード・アンケートで分かった意外な結果

 ゴルフウェアに対するゴルファーの意識は、いま変わりつつあるのだろう。昨年春、関西ゴルフ連盟が主催競技における服装の乱れに業を煮やし、出場選手に異例の要望書を送付。また、女子プロの間では「ヘソ出しウェア」が増加。それに対する批判の声は大きい。こうしてウェアのスタンダードがぶれるなか、太平洋クラブでは「ドレスコード」(服装規定)に対する、興味深い意識調査を行った。


女子プロなら構わない?

 太平洋クラブではこの秋、顧客満足度推進活動の一環として、共通会員制である「太平洋クラブ」と「太平洋アソシエイツ」の両会員、1万264人に対し、ドレスコードを主なテーマにしたアンケート調査(全10問)を実施した。

「ここから、会員の総意に基づく新しいドレスコードが確立できれば……」(同社広報担当)との目的で行ったものだ。

 その結果、3418人(男性2765人、女性435人、無記名218人)もの会員から回答を得た。「しかも、当社の場合、アクティブなメンバーさんが中心ですから、これが今の日本のゴルファーの意識なんだと思っています」と意義を語る。

 確かに、調査の結果は新旧の意識がせめぎ合った、『今の時代』を映し出した興味深いものになっている。

 まず、「クラブハウス内でのブレザーの着用は必要と思いますか」に対する回答は、「思う」が30.2パーセント、「思わない」が37.5パーセント、「どちらともいえない」が17.2パーセント(残りの無回答は省略。以下同)

「短パンの時のハイソックスの着用義務はあると思いますか」は「思う」41.7パーセント、「思わない」46.9パーセント、「どちらともいえない」9.2パーセント。「シャツはズボンの中に入れなければならないと思いますか」は「思う」57.2パーセント、「思わない」28.5パーセント、「どちらともいえない」12.1パーセント。

 そして、今話題の「女性のヘソ出しウェアは良いと思いますか」の問いに対しては、「思う」27.7パーセント、「思わない」44.3パーセント、「どちらともいえない」25.6パーセントという結果になった。

 これらの回答を見ると、短パン時のハイソックス着用に対しては、従来のマナーに反して、柔軟に考える人が上回った一方で、シャツの裾出しや、女性のヘソ出しには、案外否定的、つまり保守的な考えがまさっている。

 ウェアに関しては、流行だからと容認するのではなく、伝統的な価値観を重んじる考えが根強くあるのだろうか。

 それを裏付けるように、「太平洋クラブのドレスコードは必要と思いますか」の問いには、62.3パーセントもの人が「思う」と答えた(「思わない」18.3パーセント、「どちらともいえない」16.2パーセント)。伝統的服装マナーが崩れることは、やはり回避したいのだろう。

 なお、同社ではこの結果をもとに、来春にも発足する「マナー・プロジェクトチーム」で、各ゴルフ場の個性に合わせ、堅苦しくなく、あくまでもゴルフを楽しむためのドレスコードの構築を検討したいという。

 ところで、今回の調査結果について、ゴルフマナー研究家の鈴木康之氏は意識調査の実施については評価した上で、

「問題はこれからでしょうね。各ゴルフ場のキャラクターに合ったドレスコードが作れるのか。そして、それをどこまで徹底して運用できるかが肝心な問題。場合によっては、ドレスコード運用が顧客に敬遠され、営業上マイナスになる可能性もあるわけですから……」と語る。

 鈴木氏は、ドレスコードの運用は、実施するなら厳しく徹底すべきだという。曖昧な運用では、コード遵守のゴルファーに不快な思いをさせるからで、それでは本末転倒。

 そこで鈴木氏が理想とするのは、「ドレスコードなど不要になること」だという。「服装のマナーは外から指導や強制されるものではなく、コース上のルール&マナー同様、ゴルファー個々が自己責任、成熟したオトナの判断で行えるようになることです」

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