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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 8/2号
2005/7/27更新
「柔らかいサービス」で女性客も急増中
新クラブハウスとともに変貌する小金井CC

 武蔵野の静かな住宅街の中にあって会員数は500名足らず、会員権市場でかつては4億とも5億とも言われる値がついた、いわゆる「億カン」の代表にして、時の外務政務次官だった女性国会議員が日曜日のプレーを断られ物議を醸したこともある小金井CC。そうしたことから「一般人には敷居の高い超名門」というイメージが強いが、最近はそうでもないらしい。小金井CCの今を紹介しよう。

とにかく小金井CCは、一般ゴルファーにとって、料金をはじめいろんな点で敷居が高いと、はなからプレーを敬遠、諦めている人も少なくないだろう。

実際、ビジタープレーは、平日でも会員同伴もしくは会員が直接申し込んでの紹介でしか受け付けないのはもちろん、男性35歳以上(女性20歳以上)の年齢制限や日曜日の女性プレー不可といった伝統は今も健在である。

さらには、古い名門コースにありがちな「ビジターに対して高慢なスタッフ」といったイメージがあって、敷居をますます高くしている。

ところが、実際の小金井CCはビジターにとってそれほど窮屈なゴルフ場ではないらしい。ゴルフジャーナリストの田野辺薫氏も「最近の小金井には閉鎖的なムードはなく、気品や風格のある、高級なサービス業らしいサービスが行われているゴルフクラブですね」と証言する。

それを裏付けるかのように、会員権仲介最大手の住地ゴルフが2年に1度実施している「ホームコースアンケート」でも昨年、小金井CCは「従業員・キャディの接客態度」の項目など主にソフト面で高い評価を得て、総合評価で6年ぶりにベスト10入りしている。

そして、そうしたサービスの良さは、今年4月28日の新クラブハウスオープン以降、ハード面の充実と相まって、一層顕著に感じられるようになったと田野辺氏は語る。

そこで、今月支配人に新任したばかりの河村英弘氏に、今の小金井CCを紹介してもらった。

話を聞いてまず驚かされたのは、スタッフの若さだ。河村氏自身、名門倶楽部の支配人にしては若い43歳。それでも事務室にいる10人のスタッフの中では一番の年長者だという。

「キャディも平均年齢は30代前半です。ですから、ゲストに対して高慢なキャディがいるなんて、とんでもありませんよ(笑)」

河村支配人は、実は昨年11月に情報サービス系の企業から転職してきたばかり。その面接の際に、倶楽部側から「今は名門だからといって安定した経営ができる時代ではない。今後はあらゆる面でサービスの質をレベルアップしていきたい」と経営方針を明かされ、自身、小金井CCに抱いていた堅苦しいイメージが一変。転職を決意したと語る。

「ただし、ゲストのお客様に対するサービスといっても、予約の制限を緩和したり、倶楽部の規則を無視した営業をするわけではありません。敷居はある程度高いまま、来場されたお客様にはリラックスしてプレーを楽しんでいただきたいと思っています」(河村支配人)

その点について前述の田野辺氏は、「先日、平日に行ったんだけど、女性客が多いことに驚いた。中にはプレーはせず、レストランでお茶だけ飲んでいるような人もいて、とても柔らかないいムードでしたよ。女性は接客サービスやムードに敏感だからね。新しいクラブハウスになって、女性用施設が充実したこともあるだろうが、それだけであんなに女性は増えないでしょうね」と評する。

女性客、それと旧ハウスにはなかったコンペルームができコンペ客が増加したためだろう、今年1~4月は前年比20パーセント減(積雪の影響もあった)だった来場者数は、新ハウス開業後は同じく20~30パーセント増で推移しているそうだ。

どうやら今の小金井は、(予約さえかなえば)ビジターも普通に楽しめるゴルフ場のようだ。「あんな都心近くにある超名門倶楽部が、昔と違いビジターも歓迎するようになったんだから、機会があれば一度はプレーしてみるべきですよ」(田野辺氏)

紹介してくれる会員を本気で捜してみましょうか。

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