ワトソン、オメーラ、マイズらレジェンドのタイガー評"選手権"とは
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/07/2号
2019/08/19更新

ワトソン、オメーラ、マイズら
レジェンドのタイガー評

 全米オープンの前週に日本で行われた米シニアのマスターカードジャパン選手権に来日したレジェンドたちがタイガーを語った。

優勝はタイガー。当たるかな

 「いまの彼は2000年前後の全盛期並みというより、それを超えている」というのは87年のマスターズ覇者ラリー・マイズ。歴代優勝者は生涯出場権があるため、今年もタイガーのプレーを間近で見たというマイズは「昔に比べコースは距離が伸びただけではなく年々トリッキーになっている。その状況で優勝したタイガーはアメイジング(凄い)だ」と絶賛。「メジャー18勝? 可能性はあるね」とジャック・ニクラスの記録に並ぶのも夢ではないと語った。

 今年の全米オープンはペブルビーチGLで行われたが、82年にそこでニクラスを下し全米オープン優勝を飾ったトム・ワトソンは「あの試合に勝って、自分のゴルフが一段階レベルアップしたのを感じた」という。タイガーもその階段を上るか。とはいえ、ワトソンは「自分のことはさておき、ペブルビーチといえばやっぱりタイガーでしょ」と話す。「2000年、2位に15打差をつけて圧勝したシーンは忘れられないな。その頃の強さが戻った彼を全米オープンの優勝候補ナンバーワンに挙げたい。あっ、この雑誌が出るころには結果がわかっているんだよね。予想は当たっているかな?」

 タイガーがデビューした当時同じアイルワース(フロリダ)に住み、兄弟のように仲の良かったマーク・オメーラも「ペブルビーチは(全米用に)ラフを伸ばしている。そこをどうクリアするかが問題だ」といいつつ、今後も含めタイガーのメジャー勝利は「可能性十分」だという。

 かつては唯一無二の親友同士。来日の際はタイガーのプライベートジェットに同乗していたオメーラだが、10年前テキサスに引っ越してからは「疎遠になった」とのこと。いまでは連絡を取り合うこともなく、マスターズでも「チャンピオンズディナーで喋る程度」という。2人の間になにがあったのか気になるが「もっとメジャーに勝つだろう」という予想はきっぱりとしていた。

  
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