「ワールドツアーを!」マキロイ大胆な持論展開
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/10/17号
2017/10/10更新

「ワールドツアーを!」
マキロイ大胆な持論展開

 ゴルフ不況が叫ばれるなか、ローリー・マキロイが興味深い"提案"をした。

いろいろ考えてます

 欧州ツアーが欧州女子ツアーを吸収する噂が流れたと思ったら、ワンアジアツアーが風前の灯というニュースが流れるなか、マキロイは「一つの"ワールドツアー"を作るために、米PGAツアーが欧州ツアーを買収すべき」というのだ。

 「現状のようにツアー団体同士が競争し"相手"に合わせて日程を変更するなど生産的ではない。皆が一緒にならなければならないんだ。簡単な方法は、PGAツアーが欧州ツアーを買収することで、そこから始めることができる。欧州ツアーはそのまま運営され、メジャーを除いて、例えば年間12の大きな試合を、テニスのようにワールドツアーとして開催するんだ。もうほかに方法がないように思うんだ」とマキロイは語っている。

  実際、4年ほど前、PGAツアーが欧州ツアーにアプローチしたことがあるが、この時は欧州ツアーが拒絶している。加えて、マキロイ自身が欧州ツアーに年間数試合しか出場していないように、欧州の有力選手が米ツアーを主戦場としていることから、欧州ツアーのフィールドが弱くなっているのも否めない。しかし、マキロイが語るほどには簡単には事は運びそうもない。メジャーを含めて、年間16試合がワールドツアーになるとしたら、ツアーに選ばれなかった試合は、2軍ツアーのような様相になる。アメリカでもヨーロッパでも、スポンサーがこれまで通りに、そんな2軍ツアーを支援し続けるかどうかは疑問が残るところだ。しかも、PGAツアーはテレビの放映権に大きく依存している。午前中や夜中に放映されるゴルフ中継が多くなれば、視聴率が稼げずにこれまでのような高額な放映権交渉もままならなくなる。現状では、マキロイの意見の実現はなかなか難しそうだ……。

 
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