ミケルソン、マキロイに続き、デイもコンビ解消の"ナゼ"
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/10/10号
2017/11/06更新

ミケルソン、マキロイに続き、
デイもコンビ解消の"ナゼ"

  米ツアーのプレーオフシリーズ第3戦BMW選手権でジェイソン・デイが新キャディを起用し久々の優勝争い。それにしても、最近キャディを替える選手が多いような……?

 今年は大物のキャディ替えが相次いだ。6月にはフィル・ミケルソンに影のように寄り添ってきた"ボーンズ"ことジム・マッケイとの25年に渡る関係を解消。弟のティムが新キャディとなった。

 8月にはローリー・マキロイがプロデビュー以来バッグを担いできたJ・P・フィッツジェラルド(以下J・P)との決別を宣言している。

 そして今回デイがコーチとしては12歳から17年、キャディとして11年間二人三脚で歩んできたコリン・スワートンをキャディから外すと発表したのだ。新しい相棒は、高校時代の親友ルーク・レアドン。タッグを組んだ初戦の結果は4位とまずまずだった。とはいえスワートンとは「喧嘩別れではない」とのこと。その証拠にコーチはスワートンのまま。父を亡くした12歳のときから築いてきた師弟関係は継続するという。

 ではなぜキャディ変更? 

 「慢心があった。勝てない時期が続くとミスをキャディのせいにしてしまう。気持ちをリセットしたかった」

 これはマキロイがキャディを替えた理由に似ている。

 「自分のせいなのにJ・Pに八つ当たりして酷い言葉を投げつけていた。親友に対してそんな態度をとる自分に嫌気がさした。J・Pとは永遠に親友でいたかった」(マキロイ)。デイもスワートンとの関係を壊したくないがゆえの身を切る決断だったとか。

 新キャディについては「すごく緊張してソワソワ、ウロウロしていた」とデイは笑うが「高校では水曜と土曜に必ず一緒にゴルフをした仲。僕のプレーを知り尽くしているから信頼度は高い。なにより昔話で盛り上がってリラックスできる」

 世界ランク1位から9位に後退し苦悩が続いた今季。16カ月ぶりの優勝はお預けだったが、親友のナイスアシストが再浮上のきっかけになる?

 
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