アスリート長者番付ゴルファートップはもちろん……
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/6/23号
2020/06/23更新

アスリート長者番付
ゴルファートップはもちろん……

 米経済誌フォーブスによる2020年版"もっとも稼いだアスリートトップ100"が発表された。

 コロナ禍によってプロスポーツ界は停滞。右肩上がりだった長者番付も今年は前年と比べ総額で9%ダウンした。そんななか、90年のランキング開始から30年目にして初めてテニス界からナンバー1が誕生。賞金、スポンサー収入などの合計が1億630万ドル(約115億円)に達したロジャー・フェデラーが第1位に輝いた。

 ここ数年ランキング1位、2位を外していないサッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシが今回2位と3位に後退。4位もサッカー界からネイマールがランクインした。

 ゴルファーではタイガー・ウッズの8位が最高。総収入6230万ドル(約66億5000万円)の内訳は、賞金230万ドル(約2億5000万円)でスポンサー収入が60億円だった。

 ゴルフ界から4人がランクインしているがタイガーに続く上位は世界ランク1位のローリー・マキロイ(5200万ドル、約58億円)で14位。25位のフィル・ミケルソン(4080万ドル、約43億円)までは順当だが、最近低迷しているジョーダン・スピースが52位に入ったのは意外。賞金1億7000万円に対し、スポンサー収入は30億円近かった。

 今回、とくに注目されたのが大坂なおみだ。16年以来4年ぶりに女子選手が2人トップ100に名を連ねたが、33位のセリーナ・ウィリアムズを抑え大坂は29位と女子最上位。賞金340万ドル(約3億2000万円)、スポンサー収入(全日空、日清食品、資生堂、日産、ヨネックスなどなど)は10倍の3400万ドル(約32億円)と破格。アメリカンドリームを叶えてジャパンマネーを手に入れたというわけ。40位の錦織圭が霞むほどアメリカでの彼女のインパクトは絶大だ。いつの日か日本のゴルフ界からも長者番付に載る選手が誕生するのだろうか?

  
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