週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/28
2014/1/21更新

束の間のオフ…も社会貢献
活動で笑顔いっぱいのプロたち

 年末年始、プロたちは社会貢献やチャリティ活動で動き回っていた。

 シーズンを終えた12月中旬、池田勇太が東北福祉大OBに呼びかけ、東日本大震災の復興支援チャリティゴルフを泉が丘CC(大阪)で行い、藤本佳則、松山英樹らが参加。池田は「被災地を忘れさせないことが大事」と訴え、松山は「今も仙台に僕は住んでいる。力になりたい」と話した。  

 女子プロゴルフ協会からも、年間通して集めたチャリティ金の贈呈が年末に行われた。吉田弓美子、馬場ゆかり、井芹美保子らが代表して岩手・宮城・福島県庁を訪問、吉田は「一人でも多くの方が地元での生活に戻れるよう支援を続けたい」と話した。

 クリスマス・イブには平塚哲二が所属コースの甲賀CC(滋賀)で東日本大震災復興チャリティコンペを行った。ツアー仲間の矢野東らも参加し140万円を集めた。

 クリスマスの25日には、藤本麻子が出身地の岡山県津山市の児童養護施設3カ所に図書カード(5000円×70人)と、エリエールレディスでのホールインワンの副賞(エリエール社の製品)を贈呈。「今回は子供たちに元気を与えたいと思い、寄付させて頂きました」(藤本)

 29日には、谷口徹が出身地である奈良県の児童養護施設6カ所、および母子生活支援施設3カ所に総額100万円相当の図書カードを寄贈、元日にお年玉として子供たちに配られた。谷口は「ゴルフで受けた恩恵を今年も地元の子供たちと分かち合えることに感謝してます」とコメント。

 年が明けた1月3日には、石川遼が東日本大震災の被災地、宮城県石巻市を慰問。子供たちと餅つき大会に参加し餅をふるまった。慰問は3度目を数え、顔見知りとなった子供たちと再会を喜びあった。石川は「子供たちの明るい表情を見て前に進んでいるなと感じました。みんなが社会人になるまで見届けたいと思います」と継続を表明した。

 こうした社会貢献がずっと続くことを期待したい。

 
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