週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/8
2013/10/1更新

シェフチェンコ、フェルプス…
ゴルフで五輪目指すアスリートたち

 サッカーの元ウクライナ代表、アンドリー・シェフチェンコがヨーロッパの下部ツアーデビューを飾った。彼も含め、近頃ゴルフでリオ五輪を目指すアスリートが急増しているらしいのだが……。

 かつてACミランやチェルシーでプレーした経験を持ち、04年には欧州年間最優秀選手賞「バロンドール」に輝いたシェフチェンコ。現役時代からゴルフ好きで知られ、今のハンディは「2」。昨年現役を引退した後、政治家転身の噂もあったが、本人は3年後のオリンピック出場を視野に入れ、着々とゴルフの腕を磨いている。

 そして今回、欧州下部ツアーのハリコフスーペリアカップへは、開催コースが本人の地元ウクライナのスーペリアゴルフ&リゾートだったこともあり、主催者推薦を受けて参戦。

 大会前は「ゴルフの調子はすこぶる良い。コースは難しいけれど、オープン当初から慣れ親しんでいるから大丈夫。大いに楽しみたい」と意気込んだが、結果は84・86の通算26オーバー、121位で予選落ち。それでも「スコアは悪かったけれど、トーナメントの舞台に立てて良かった。素晴らしい経験になった」とご満悦だった。

 10月にはトルコで開催される世界アマチュア選手権にウクライナ代表として出場することも決まっており、今後も着々と五輪への道を突き進みそうな勢い。

 彼以外にも昨年の全英オープンで同郷のアンドレ・ロメロのキャディを務め、バッグを担いだままグリーンに上がってひんしゅくを買った元マンチェスターユナイテッド、現ユヴェントスのカルロス・テベス(アルゼンチン)もゴルフ転向が噂されるひとり。

 オリンピックの水泳で22個の金メダルを獲得した"水の怪物"マイケル・フェルプスも、テレビの企画でタイガーの元コーチ、ハンク・ヘイニーに弟子入りして腕を上げ、最近ではピンと契約したりゴルフ誌の表紙を飾ったり、プロアマに出場したりと精力的に"ゴル活"中だ。  

 リオ五輪で勇姿を見られる選手はいるか。


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