週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/13号
2011/12/5更新

桃子さん、受付ぎりぎり間に合いました!
超ハードスケジュールをこなす松山




 住友VISA太平洋マスターズの優勝で、ますます注目度がアップしている松山英樹だが、プロ以上の過密スケジュールで多忙を極めている。

 プロをも圧倒する飛距離と小技を持つ松山。今季は8月の日本学生選手権と10月のアジアアマで優勝したものの、意外なことに大学対抗の団体戦に弱い。そんな松山が全日本大学対抗戦(個人戦)で優勝し、カシオワールドに“凱旋”出場した。

 11月13日(日)にVISA太平洋を終えた松山は、静岡県の御殿場から一旦、東京へ出て空路宮崎へ。ダンロップフェニックスを4日間戦い、20日(日)に再び空路で大阪に向かい、22日(火)から2日間、滋賀県で行われた大学対抗に出場。その後、24日の木曜日から高知県で開催されるカシオワールドに乗り込んだのだ。

 松山が会場入りしたのは23日(水)の午後5時近く。大急ぎでトーナメント事務局に走り込み、出場手続きをしたのは、締め切り2分前という綱渡り。当然、練習ラウンドなしのぶっつけ本番になった。

 中学2年から高校卒業まで在学した明徳義塾がある高知は、松山にとって第二の故郷でもあり、会場のKochi黒潮CCは思い出の地。どうしても出たかったゆえの強行軍でもあった。

「高校時代には1週間に2つの大会に出たこともあるし、コースはよく知っている。期待に応えたい」と言っていた松山だが、初日に81と崩れ、忙しさが祟って予選落ちとなってしまった。

 しかし、予選で一緒に回った石川遼を圧倒する飛距離をたびたび見せ「飛ばしで学ぶ面もあった」と石川にも刺激になったようだ。

 今週は日本シリーズに出場する松山。カシオの鬱憤を晴らすチャンスだ。

 
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