クラブ投げで375ヤード45分で4つのギネス記録が出た
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/10/20号
2020/10/26更新

クラブ投げで375ヤード
45分で4つのギネス記録が出た

 飛距離の世界記録が出た! とはいえ、普通のドライビングディスタンスの話ではない。

 アメリカのコロラド州デンバー在住で"ゴルフエンターテイナー"を自称するジョッシュ・キャサデイ氏(32)が今回の主人公。

 8月末、ゴルフのさまざまな妙技にチャレンジし、ギネスに申請。結果、45分で4つのギネス記録達成と相成った。

 まずはボールを打たずにクラブを投げたところ、そのクラブが83ヤード飛んでこれが新記録。ほかにもパターで打ったティショットでなんと313ヤードの飛距離を記録。ひざまずいてのショットは375ヤード。ターゲットに対して背中を向け、真横にボールを置いての後ろ向きのティショットで343ヤード。これらがすべてギネスに認定された。

 ちなみにひざをついてのティショットのこれまでの記録は、昨年10月に日本の「イオリ・サムライ」氏が作った296ヤードと33インチとなっており、これで日本勢の記録が一つ消えたことになりそうだ。

 キャサデイ氏は、年間50のチャリティイベントなどに参加しているが、コロナの影響で今年は、ほとんどチャリティイベントが開催できない状況。そんななか、今回の挑戦で約1万ドルを集め、地元の少年クラブと少女クラブのために寄付している。

 標高の高いデンバーだからこそ飛距離の記録が出たのかもしれないが、本人によれば「ロングヒッターなら実はこの記録を破るのはわりとたやすいことだと思うよ」とのこと。

 ブライソン・デシャンボーあたりなら、簡単に新たな世界記録を作れそうだが……。

  
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