ライダー杯にタイガーは出るのか?
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/08/21-28号
2018/08/13更新

ライダー杯に
タイガーは出るのか?

 ライダーカップにタイガー・ウッズが選手として出場するのかという話題がメディアを賑わせている。

 2年に1度の欧州チームとアメリカチームの対抗戦、ライダーカップは、とくに欧米ではメジャーに勝るとも劣らない注目を集める。チームは12人。8人は過去2年の成績のポイントで選ばれ、残り4人はキャプテンが選ぶ。米チームのキャプテンはジム・フューリックだ。ただ、“選べる"といっても、ポイントで上位の9位からせいぜい15、16位くらいまでのなかから選ぶのが慣例。ところが、タイガーのポイントは全英を終えて20位。それに対して、フューリックが「調子の良い選手はたくさんいる。タイガーを特別扱いはしない」などと語ったことから、話が大きくなってしまった。

 欧州チームのキャプテン、コリン・モンゴメリーは「欧州チームとしてはタイガーがいないことを望むべきなんだろうが、そうなるとアメリカは荒れ狂うことになるだろうね。誰もが『タイガーは復活した』と言っているし、アメリカの若い選手のほとんどすべてがタイガーを師と仰いでいて、もしアメリカチームが負ければ『タイガーがいてくれたら』と言われることになるだろう」と語る。

 過去20年のライダーカップの成績は、欧州チームの7勝3敗。ヨーロッパで開催された場合、欧州チームの5勝。今回の開催地はフランスなので、モンゴメリーとしては負けるわけにはいかない戦いだ。

 一方、過去7回同カップに出場しているタイガーの成績は、13勝17敗3分けと負け越し。ちょっとうがった見方をすると、実はモンゴメリーはそれを計算のうえ、タイガーに出場してほしいという発言をしたのかも……?

  
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