週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/6
2014/4/28更新

石川遼、今週から2試合の凱旋出場で
ノルマはあと“3”

 石川遼が今週のつるやオープンと来週の中日クラウンズに2週連続で出場する。ファンにとっては楽しみだが、本人にとっては悩ましい事情もあるようだ。



10年の中日クラウンズでは最終日に58をマーク

 石川は常々「日本ツアーには恩を感じている」といっている。今回の出場はその恩返しの一環ともいえるが、 ほかにも理由がある。というのも日本ゴルフツアー機構(JGTO)は先月、複数年シード保持者および海外(米・欧)ツアーメンバーに対しての出場義務試合数規定を変更。5試合に満たない場合は翌年1年間の同シード資格は停止すると発表した。石川や松山英樹はこの対象となり、今季、日本のツアーで5試合以上出場しなければ、来季は出場できなくなるのだ。

 特例事項はあるものの、3月の発表に対して選手間には「何で今頃?」という声もあるし、石川は「将来にとってよくないことだと思う」とコメントした。これに縛られて、日本の選手が海外に出にくくなるというのがその理由だ。「世界一の舞台(米ツアー)で活躍する(日本人)選手がいないと、子どもたちはゴルフに憧れない。(変更は)その場しのぎ」(石川)と手厳しい。

 一方、日本シリーズJTカップ大会事務局とJGTOは先週、同大会の出場資格改定を発表した。大きく変わったのは、出場資格の項に「世界ランク100位(ダンロップフェニックス終了時)までのツアーメンバー上位3名」が加わったことだ。前述の出場義務試合数規定とは対照的にゆるくしたわけだが、石川や松山にも出場権獲得の可能性を広げようとして新たに追加したと思えなくもない。〝石松枠〟みたいなものか。

 とまれかくまれ、日本ツアーをもっと盛り上げたいという情熱では石川はだれにも負けていない。その活動のひとつが、石川がプロデュースするチャレンジツアーの大会「石川遼 エブリワン プロジェクト チャレンジ」で、昨年に引き続き今季も開催されることが先日、発表された。

 前回大会後、石川は「コースセッティングを難しくしたい」と話していた。そこで勝った選手がレギュラーツアーでも通用するような形をつくっていきたいからだという。

 主戦場は米国でも、石川の頭からは「育ててもらった日本ツアーの活性化」が離れたことはない。

 
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