週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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石川遼が米で“初優勝”
おしゃれ度のハナシです

　石川遼が、米ゴルフダイジェスト誌のウェブサイトで実施された読者投票企画
〝２０１３ＨＯＴＴＥＳＴＧＯＬＦＥＲ〟で優勝した。

スリムな着こなしが人気の秘密

　同誌が選んだプロゴルファー８人がトーナメント形式で人気を争ったのだが、その顔ぶれは、マスターズ王者のアダム・スコット（豪）やリッキー・ファウラー（米）といった、人気も実績もワールドワイドな面々。石川は1回戦で優勝候補と目されたスコットを68対32（得票数の割合）で撃破し、決勝ではファウラーを85対15の大差で破った。

　でも、どうしてこんなに圧勝できたのか？

　「石川は米メディアでは『ファッションセンスがよくてかっこいい』と紹介されています」と話すのは、米ツアー中継の解説を務める佐渡充高氏。確かに、同誌の石川の紹介記事を見ると、「石川が着るキャロウェイのウェアを見れば、日本の最先端の流行がわかる。スリムな着こなしは若い男性にぴったりで、我々の〝ベストドレッサーリスト〟にいつも入っている」と、確かにベタ褒めだ。

　昨年からキャロウェイゴルフと用具とともにアパレル契約も交わしている石川のウェアは彼独自のデザインで、比較的シンプルなウェアの選手が多い米ツアーではかなり目立っている。

　この快挙を石川本人に直撃すると……。

「キャロウェイのアレックス社長から聞いてびっくりしたんですけど、アメリカのファンの方が投票しているという話だったので光栄なことだと思います。それだけ見てくれている人がいるんだなって思う。アメリカでの自分の立場はどういう位置なのかなと思っていたんですけど、ああいう形で見てもらっていることを知ってすごいうれしいです。アメリカでもっとがんばりたいと思いました」

　思わぬ形で？　米・初優勝を手にしたわけだが、ここに米〝ツアー〟優勝という実績がいつ加わるか。米のファンも心待ちにしているだろう。

　
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