シニアたちが存在感を示した、ゴルフ界の「レジェンド」たち
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2014/12/23,30号
2014/12/23更新

シニアたちが存在感を示した
ゴルフ界の「レジェンド」たち

 今年の新語流行語大賞トップテンに入った「レジェンド」。2月のソチ五輪で41歳にして銀メダルを獲得したスキージャンプの葛西紀明選手、49歳の今も現役を続ける中日ドラゴンズ・山本昌投手とともに、青木功も受賞者となった。

 プロ歴50年。日本人で唯一、世界4大ツアーを制覇。04年、日本人男子プロとして初の世界ゴルフ殿堂入り。07年には日本シニアオープンで最終日にエージシュートを達成。72歳の今なお生涯現役宣言……。青木のこうした功績が、選考委員会によってレジェンドにふさわしいと認定された。

 だが、日本のゴルフ界を見渡すと、レジェンド候補たちがいる。シニアツアー最終戦で今季2勝目を挙げて、室田淳を逆転。10年以来4年ぶり2度目のシニア賞金王を獲得した倉本昌弘だ。レギュラーで30勝。シニアでも海外含め6勝と息の長い選手生活を続ける。その傍ら、今年2月には日本プロゴルフ協会会長に就任。二足のわらじを履きながら、史上初となる"現職会長の賞金王"に輝いた。

 昨年49歳でプロテストに合格し、オールドルーキーとして、田村尚之も今季大活躍したひとり。日本オープンでは同組で回ったアダム・スコット(34)をプレーで驚愕させた。

 女子では、平成26年度の文化功労者に選出された樋口久子がいる。「文化の向上発達に関し、とくに功績が顕著な人物」に贈られ、ゴルフ界では初の快挙。68歳でスコア65のエージシュートもやってのけた。

 ちなみに"本家"の葛西さんも本誌7月1日号に登場。大のゴルフ好きで飛ばしにこだわるレジェンドが、南出仁寛からスプリント打法のレッスンを受け、"レジェンド"ゴルファーとしても脚光を浴びた。

 
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