79歳で現役のプレーヤー「若さの秘訣は腹筋です」
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2014/11/25号
2014/11/18更新

79歳で現役のプレーヤー
「若さの秘訣は腹筋です」

 名物キャディ、スティーブ・ウィリアムス引退の波紋が広がっている。直近の雇い主アダム・スコットには自薦他薦のキャディ志願者が殺到。果たして今後の展開は……?

「1年に地球2~3周はします。機内で過ごした時間は人類最長でしょう。旅が多い人は短命だといいますから、あとどれだけ生きられるか……」と前置きしながらも好々爺は"健康で長生き"の秘訣を語りだした。

「昔は"ゴルフにトレーニングなんて必要ない。邪道だ。余計な筋肉をつけて、プレーヤーは頭がおかしいのか"といわれたものですが、いまでは誰もが鍛えるようになったでしょ? 時代の先端を行っていたんですよ。いまでも日々3000回の腹筋は欠かしません。ボクサーのボディブローを受けてもびくともしない!」

 体幹という言葉がフォーカスされるはるか昔から腹筋、背筋、太もも、前腕を徹底的に鍛え上げたプレーヤーは「だから体の大きなパーマーやニクラスと対等に戦うことができたのです」と胸を張る。  

 ジムに行けるときはジムで、行けないときはホテルの部屋で黙々と汗をかく。大事なのは「もう限界」と思ってからさらに10回、20回(腹筋や背筋を)続けること。「それがゴルフでの忍耐力を養うのです」  

 トレーニングとともに食生活にも気を遣っている。「ベーコン、バター、生クリーム……脂質の多いそれらは体に悪い毒。一切口にしません。日本の昔の人が食べていたような一汁一菜は理想的です。魚、玄米、ミソ、野菜……。長生きしたかったら欧米食をやめて古き良き日本の食生活に戻ることです!」  

 満80歳を迎える来年は翁が史上3人目のグランドスラマーに輝いてから50年。我々もあやかって元気に長生きしたいものだ。  

 
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