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週刊ゴルフダイジェスト 3/26
2013/3/18更新

持てば侍?アイアン発祥の地
市川で日本刀ウェッジ誕生

 野球の“侍ジャパン”が話題だが、持てば“侍”になれそうなウェッジが注目を集めている。


刀鍛冶の技術を応用したウェッジ

 このウェッジ、日本刀の材料である玉鋼(たまはがね)でつくられたもの。国産アイアンヘッド発祥の地として知られる兵庫県市川町の商工会が刀匠、髙見國一氏によって鍛錬された玉鋼を使い、鍛造アイアンの匠として知られる三浦技研の三浦勝弘氏に研磨を依頼したものだ。

 市川町は、昭和5年に刀鍛冶の技術を応用して、鍛造製法による国産初のアイアンヘッドの量産化に成功した、いわば日本アイアン発祥の地。昭和40年代には全国のアイアンヘッドの7割が市川町を含めた姫路地域で生産されていたという。今回のウェッジは、こうした歴史をアピールし、町おこしにつなげたい狙い。

 希少な素材、玉鋼を使って“ゴッドハンド”と呼ばれる三浦氏が制作したウェッジは“地肌”と呼ばれる日本刀特有の木目のような紋様がきれいに表れている。地肌を美しく見せるために、あえてメッキは施さず、黒染め仕上げを採用。日本刀の素材だけあって、打感は相当硬いそうだ。

 「玉鋼は高価で数も少なく、量産化できるようなクラブではありません。値段をつけるなら200万円を優に超えるでしょう」(市川町商工会)とのことで、いまのところ市販の予定は立っていない。

 3月下旬以降に、市川町文化センターなどで展示される予定だ。

 
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