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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/7号
2010/11/29更新

サムライよ、大志を抱け!
VISA太平洋を蹴って欧州ツアーに出ていた6人


招待されれば喜んで行きます。海外に出ると気持ちも新鮮になるから、と丸山

 VISA太平洋マスターズと同じ週に開催されていた欧州・アジアンツアー共催のバークレーズ・シンガポールオープンに、6人もの日本人選手が出場していた。高額賞金の国内ツアーに出ずに、なぜシンガポールだったのだろうか。

 バークレーズシンガポールオープンに出場していたのは、丸山茂樹、岩田寛、谷原秀人、平塚哲二、原口鉄也、市原弘大の6人。アジアンツアーのメンバーの市原を除いて、あとの5人は国内のビッグトーナメントを蹴っての出場だった。

 14位タイと健闘した丸山茂樹によると、
「賞金王とかを目標にしているわけでもないし、昨年勝てたことで日本ツアーには出られます。今はゴルフを楽しみたい。まだボクたちも頑張っていると、存在感をアピールしたい」という。

 谷原は、「アジアやヨーロッパを積極的に経験したい」、「日本と海外と思案のしどころだったが、腕試しとシンガポールを選んだ」(平塚)と出場の理由はさまざま。

 ユニークなところでは、丸山に続く日本人勢2位(6アンダー・21位タイ)だった岩田寛。「どうしてシンガポールなの?」という師匠の江連忠に、冗談か本気か、「勝てばマスターズに出られるかもしれないから」と言っていたそうだ

 かつては、VISA太平洋、ダンロップフェニックス、カシオはインターナショナル3大会とも呼ばれ、世界の強豪が多数集まったものだが、近年はそれほど多くの強い外国勢は来日していない。ならば、こちらから出かけて行こうというのは、自然な成り行きなのかもしれない。

 
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