「タイガーの後継者」そこまで称えられる松山英樹の注目度
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/2/24号
2015/2/17更新

「タイガーの後継者」
そこまで称えられる松山英樹の注目度

 タイガーの落日が現実味を帯びるなかゴルフ界では"ネクストタイガー"探しが活発化。アメリカでは松山英樹が後継者候補のひとりとして注目を集めている。

イーグル数がトップの松山

 米国のウェブマガジン『インターナショナルビジネスタイムス』がサイト上に掲載したネクストタイガー論争。ジョーダン・スピース、ブルックス・ケプカとともに松山英樹がタイガーの後継者のひとりに挙げられている。

 マスターズでローアマに輝いた実績、昨年ルーキーにしてメモリアルトーナメントで初優勝を飾ったことなどを紹介。さらに先のウェイストマネジメント・フェニックスオープンで2位タイに食い込み、さらなる進化を続ける22歳にスポットライトを当てたのだ。

 なんでも松山のゴルフがタイガーの第2期"黄金時代"=2000年初頭のプレーを彷彿とさせるのだとか。当時タイガーは部門別ランキングのすべてがトップクラスだったが、弱点はパッティングで、パーオンした際の平均パットは102位、1ラウンドの平均パット数は134位だった。

 松山もパッティングのスコアにおける貢献度は94位と下位 だが、そのほかのデータはほぼすべて上位で、その点もタイガーの全盛期に酷似している。

 NBCテレビでゴルフ解説を務めるメジャー6勝のニック・ファルドは松山のスウィングを「オンプレーンでパワフル。素晴らしい」と絶賛。

 ファーマーズインシュランスでは予選落ちしたにもかかわらず、初日の5番で2打目をカップインさせイーグルを奪ったシーンが延々と放映され「彼はフェニックスオープンでも最終日の1番で128ヤードを直接カップに沈めています」と"イーグル男"に認定された。ちなみにイーグル数は今季『7』で部門別ランキング1位。

 同じくネクストタイガーのひとりとされるケプカはいう。「マツヤマ? アメイジング(驚くほど凄い)だよ」。今後も松山には高評価に見合う好プレーを期待したい。

 
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