週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/8
2014/3/31更新

さくらパパもやる気!
誰でも挑戦できるシニアプロへの道

 横峯良郎氏が今年、プロテストに挑戦する。「第二の人生はプロゴルファー」というのは腕に覚えのあるオヤジゴルファーたちが抱く夢かもしれないが、果たしてその道のりは……。



プロテスト合格祝賀会で挨拶する田村尚之

 99年には霍本謙一が63歳10カ月(最年長記録)、00年には古市忠夫が59歳11カ月で合格。昨年は田村尚之が49歳で合格。レギュラーツアーは無理でも、「シニアプロなら夢が叶うのでは」と考えるアマチュアは少なからずいる。良郎氏もその1人だ。

 プロテストは今年から受験資格を変更。これまでは「アマ時代の実績」が必要だったが、「16歳以上の男性なら誰でも受験が可能」になった。

 プロになるまでどんなステップを踏むかというと……。プレ予選から始まり、1次、2次、最終までの4段階の実技テストがある。良郎氏はプレ予選からの受験となるが、アマ時代の実績があれば、その大きさによって予選が免除される。田村は最終、古市は2次予選からの挑戦だった。

 プレ予選は2会場で行われ、昨年のカットラインはそれぞれ2日間で10オーバー(杉の郷CC)、13オーバー(四日市CC)。172名中の106名が1次に進むことができた。続く1次の合格者は327名中226名。2次では395名中95名が合格し、最終に臨んだのは138人。

 最終テストは苫小牧Gリゾート72で4日間かけて行われ、6オーバー47位タイまでの53人が合格した。受験者はのべ1158人だったので、じつに22人に1人の割合だ。

 良郎氏は「本気でプロを目指している。さくらと同じ練習をやり、ラウンドも毎日している。自分はまだ若いのでやれる」と強気だが、さくらは「私より飛ぶし頑張っていると思うけど、合格は無理だと思いますよ」と冷ややかな評価。

 果たして、この難関試験を通過できるか。

 
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