週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/7-14
2014/1/7更新

News5
羽川、奥田…存在感あるシニアが復活!

 日本人初、メジャーの全米プロシニア優勝の大金星を挙げた井戸木鴻樹。レギュラーツアーで初のエージシュートを達成したジャンボ尾崎。そのほかにも花を咲かせたシニアたちの総決算──。

 13年の初優勝組は崎山武志、ブーンチュ・ルアンキット(タイ)、東聡、奥田靖己。通算2勝目の羽川豊もすっかりシニアの顔になった。  

 大ベテラン、71 歳の青木功は腰痛に悩まされながらも、富士フイルムシニアでツアー史上初の1試合2度のエージシュートを達成。「60台でなけりゃエージシュートとはいえねーよ」とテレていたが、満更でもない。さらに、日本プロ殿堂入りも果たした(04年には世界ゴルフ殿堂入り)。「シニアの優先順位はなんといっても健康。だからルーキーが強いし、崎山がこれにあたります。また東は『練習は裏切らないは嘘ですね』と苦笑いしていたが、練習しすぎて腱鞘炎になったというから、シニアは練習よりラウンドでゲーム力をつけることが一番でしょう。東はこれを"ごまかし力"をつけるといってました」(PGA理事・広報担当の三田村昌鳳氏)  

 また、試合そのものに出ることに喜びを見出しているのが羽川。「このトシで競技し、ギャラリーと一緒に愉しめるのは最高」(同)。奥田は「忠実(まめ)やかなゴルフをする」というスローガンを掲げてシニア道を究めようとしている。

 体が丈夫、さらにゴルフが進化しているといえば何といっても、室田淳にとどめをさす。国内外のシニア・レギュラーツアー26試合に出場(2試合で棄権)、シニアツアー9試合の平均ストロークが67・84とミラクル。レギュラーツアーのファイナルQTではバリバリの現役にまじって16位。そして今やってるトレーニングはスクワットだけというから驚く。室田にキング・オブ・シニアの冠がつくのも当然だろう。

 
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