日本オープンの主役、池田勇太のインタビューに「残念」の声が……
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2014/11/11号
2014/11/04更新

日本オープンの主役、池田勇太のインタビューに「残念」の声が……

日本オープンで片山晋呉との一騎打ちを制した池田勇太の冷静沈着なプレーぶりは見事だった。日本プロに続き日本のタイトルをまたひとつ手にした。低迷する男子ツアーを盛り上げるために選手会長を兼任しながらの栄冠。しかし、その日の夜のNHK「サンデースポーツ」のインタビュー(録画)の応対に多くから「残念」の声が挙がってしまった。

優勝インタビューでも一言足りなかった

 編集部に寄せられた投書によれば「椅子にふんぞり返ったような印象で敬語も使わなかった」とのこと。確かに映像では椅子に寄りかかり、普段通りの喋りかたで質問に応えていたが、これを無礼とみるか、ざっくばらんとみるかは、見る側の取り方にもよるだろう。

 池田を知る者にとっては、少しぶっきらぼうでやんちゃな話ぶりは"勇太らしい"と親しみを覚えるだろうし、逆に全くゴルフも知らない人は、礼が欠けていると感じるかもしれない。試合後のプレスインタビューでも、敬語ではなく、それだけに本音も開陳してくれたものだ。

「ただ、選手会長でしょう。優勝後のインタビューではギャラリーへも、後ろに並んでいるボランティアへも感謝の言葉は聞かれませんでした。残念です」(マナー研究家・鈴木康之氏)

 また小誌『世界パトロール!』のタケ小山氏は次のように苦言を呈する。「選手は広告塔。ましてや選手会長。もし日本ツアーを超一流にしようとするなら、全国放送でゴルフを知らない人にも不快感を持たれてはいけないと思う。米ツアーでレジェンドと呼ばれる人たちを見習ってほしいものです」

 礼儀正しい石川遼とは正反対のキャラで人気も高く、今大会でも名勝負を披露した池田だが、"誤解"を受けるような態度は慎んだほうがよいと思うのだが……。画竜点睛を欠いた?!  

 
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