週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/8・15号
2013/1/7更新

年の瀬、アジアは最終戦も
欧州はひと足はやく開幕2戦目

国内男子ツアーは12月第1週にシーズンを終え、およそ4カ月にも及ぶオフシーズンに突入した。だが世界各地のツアーは慌ただしい。アジアンツアーが最終戦を迎えたと思ったら、欧州ツアーではすでに2013年度シーズンが幕を開けているのだ。

アジアンツアー最終戦を制したのはガルシア

 先のアジアンツアー最終戦のイスカンダル・ジョホール・オープン(雷雨のため54ホールに短縮)ではアジア勢同士の賞金王争いを尻目に、セルヒオ・ガルシアが逆転V。しかも最終日に怒濤の11 バーディを奪い「61」の猛チャージ。試合前世界ランク20位に後退していた、かつての“神の子”が実力の違いを見せつけた。

 一方、欧州ツアーの開幕第2戦アルフレッド・ダンヒルではシャール・シュワーツェルが後続に12打差をつける圧巻のゴルフで、アジアンツアーのタイランドゴルフ選手権に引き続き、2週連続優勝を達成した。

 シュワーツェルがマスターズで劇的な勝利をさらったのは11年のこと。以来優勝から遠ざかっていたが、タイで約20カ月ぶり11打の大差、24アンダーでド派手な優勝を飾ったと思ったら、翌週、南アフリカで行われた欧州ツアーでまたもぶっち切り。

「ちょっと前まで、12年は勝てそうで勝てず残念な年になったと思っていたけれど、年末に2連勝して、なかなか素晴らしい年だったと胸を張れる」と笑いが止まらなかった。ちなみに12年はアジアンツアーで小林正則が賞金ランク4位に食い込んでいる。シーズン終盤は欧州ツアーと共催の大試合に次々と参戦。アピアランスフィも支払われたとか。

 日本ツアーが減少傾向にあるいま、欧州やアジアに活路を求めるプロがこれからも増えていくだろう。

 
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