週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 9/11号
2012/9/3更新

「逆三角形」に「頂点」「答え」「感動」…
新ギアの名前のヒミツ


逆三角形が描かれたプロギアのナブラ

 ニューモデルの発売シーズンだが、性能と同時にネーミングも気になるモデルがいくつかある。たとえばプロギアの「iD ナブラ」。どんな意味なんだろう?

 ネーミングといえば有名なのが「ゼクシオ」だ。デビューが21世紀の幕開けだったので、ギリシャ数字の21のXXIに「~に向けて突き進む」を意味するONのOをつけて「XXIO」としたもの。ゼクシオという読み方は字面が決まってからつけたという。いまやおなじみだが、当初は「読めない」と不評だった。

 さてナブラとは、ベクトル微分演算子のひとつ▽(ナブラ)のこと。ドライバーの高初速エリアがフェース面上に逆三角形(▽)に広がっているから、という理由だ。

「究極」「頂点」を意味する「Z」を使ったモデルも多い。「スリクソンZ」がそうだし「ニューPHYZ(ファイズ)」の最後のZもそうだ。黄金比をあらわすφ(ファイ)とゼニス(頂点)の頭文字Zを組み合わせたもの。

 ピン「ANSER(アンサー)」のように、広く定着したネーミングをニューモデルに使うこともよくある。正しいつづりはANSWERだが、長すぎるのでWを外したといわれている。ヤマハの「inpres」も誤植ではない。印象や感動を意味する英語はimpressだが、あまりにもストレートなのでmをnに変え、最後のsもひとつにしたという。

 アイデア豊かなネーミング。ゼクシオのように定着するか。

 
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