週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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さくらも辞退。
全英女子の出場者まるで決まらぬ怪

　ロンドン五輪と開催地が同じ英国という理由で、日程が７月末から9月13～16日に変更された女子メジャーの全英リコー女子オープン（ロイヤルリバプール）。その日程変更の影響で、日本ツアーからの出場選手がなかなか決まらないのだ。

　サマンサタバサまでの賞金ランキング上位者で、まだ出場資格を持っていない上位5人に出場権が与えられるが、服部真夕、佐伯三貴、横峯さくらの3人はすでに辞退を表明。「有村智恵、笠りつ子は正式な回答待ち。いまのところ日本ツアーからの出場者はひとりも決まっていません」（同大会日本広報事務局）という状況だ（7月26日現在）。

　例年なら、前週のエビアンマスターズと連戦する選手が多いのに、今年不人気なのはスケジュール的な問題から。女子ツアーは9月6～9日が日本女子プロ（タラオCC）、27～30日が日本女子オープン（横浜CC）で全英はその合間。いくら海外メジャーとはいえ、公式戦タイトルや賞金女王を狙う選手は、長距離移動のリスクは冒したくないだろう。

　辞退者が続けば「出場資格はどこまででも繰り下がる」（同事務局）。エントリー締め切りは英国時間の8月14日23時59分、繰り上がりの決定は9月7日になる。

　
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