週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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「まけるな日本」
藍＋美香＋桃子が震災のチャリティ活動を報告

　東日本大震災の発生直後からチャリティサイトを立ち上げ、被災者の支援活動を行っていた宮里藍、宮里美香、上田桃子の3人が先日、集めた義援金約1500万円を、災害支援を行っている東京都内の公益社団法人シビックフォースに寄付した。

　米ツアーを主戦場としている3人は3月22日、宮城・東北高校出身の宮里藍を中心に「まけるな日本」をスローガンとした被災者支援を行うことをアメリカで発表。ウェブサイト上で共同の募金活動を行うとともに、スローガンを書いたロゴバッジをつけてプレー。また、LPGAのプレーヤーにもバッジを配って協力を求めてきた。

　活動の開始に際して、宮里藍は「『まけるな日本』という名称には、どんな困難にも立ち向かい、ともに乗り越えていこうという気持ちが含まれています。災害に負けないように、今、みんなで力を合わせることがとても大事だと思います。私たち3人もアメリカで日本人であることを誇りに思い、たくさんの人たちに笑顔を届けられるように頑張ります」と、語った。

　今回、集まった義援金は1526万円余り。共同の活動はこれでいったん終了となるが、宮里藍は「いろいろな方が寄付してくださった。（個々の支援活動は）これで終わりではありません。今後も長いスパンで支援を続けたい」。また、宮里美香も「たくさんの人が協力してくれて嬉しかった。まだまだ大変な状況が続くので、これからも支援を忘れないことが大切だと思う」とコメントした。

　
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