週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/22号
2011/11/14更新

母国のスター不在の米国女子が
来年にも国別対抗戦開きそう

 2016年に、ゴルフが五輪の正式競技入りすることを視野に入れ、米国人のスター不在に悩む米女子ツアーが、五輪形式の国別対抗戦開催を目論んでいるようだ。

 女子の対抗戦といえばソルハイムカップがある。米と欧がマッチプレー形式で激突する2年に1度のチームイベントだが、現在世界ランク1位のヤニ・ツェンを筆頭に、トップ30名中18名をアジア勢が占める現実から、もはや欧米ともトップ同士の争いではなくなってしまった。

 よくいえば、現在の米女子ツアーは世界各国の精鋭が集結するインターナショナルツアー。しかし米国生粋のヒロインが誕生しないために、肝心の米ツアー人気が低迷し、試合数が激減しているのが実情だ。

 そこで就任2年目のマイケル・ワンコミッショナーが「我々のツアーが世界規模であることを証明するためのグローバルな競技を考えている」と、オリンピック形式の試合の開催計画をぶち上げた。内容は、日本や韓国を含めた8カ国前後のチームが、世界ランキングに則って4名を選出。チーム対抗戦で戦うというもの。現在、米シカゴ郊外のリッチハーベストファームが開催地候補に名乗りを上げており「来年7月に第1回大会を開催する」と、ワンコミッショナー。2年に1度、ソルハイムカップが開催されない年度に行いたい意向だ。

 野球のWBCのように、米国が勝てないからとやる気をなくさないようにね。

 
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