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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/25号
2011/1/17更新

落選したはずの選手がQT通過
米女子ツアー枠拡大のナゼ?

 今季の日程発表が異例の年明けまで持ち越され、まだ発表になっていない(1月5日現在)米女子ツアー。人気回復に向け、調整することが多々あるのだろうが、昨年末に行われたファイナルQTによる出場権の枠が大会終了後に急きょ拡大されていた。

 米女子ツアーのファイナルQTは昨年12月12日に終了、20位までの選手にはほぼ全試合に出られる上位シードが与えられた。続く30位までの選手にはカテゴリー16、40位までにカテゴリー20という下位シード権が与えられ、ツアー選手としてマンデー予選には出られることになる。

 昨年の大会ではそのカテゴリー20を争って、日本の野村敏京と金子絢香を含む5選手で4枠を巡るプレーオフを実施。結果、野村が39位でツアー選手になり、金子は40位で涙を流した。

 ところが、10日後の22日、ツアー側は急きょカテゴリー20の枠をさらに10人広げると発表。これにより金子の他、48位の中田順子もメンバー入りすることになった。金子は居住するハワイの地元紙に「今はわくわくしている」と喜びを隠しきれない様子で答えている。

 それにしても、なぜ枠が急に広がったのか。ツアー側からは「検討の結果、もう少し多くの選手にプレー機会を与えるべきと判断した」との説明があったが、関係者の間ではその最後の1枠で救われたサラ・ブラウン(18歳)の存在がささやかれている。

 ブラウンは昨年2部のフューチャーズツアーでプレーしていたのだが、7月の大会で優勝争いをしていたにもかかわらず、不適合溝のウェッジを使用していたと判断され、失格になった。だが、それはツアー側の誤りで彼女のウェッジは適合だった。まさか、その罪ほろぼしではないだろうか……。

 
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