> 雑誌・出版情報 > BACK 9 WEB
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 4/20号
2010/4/9更新

飛ばしだけがウリじゃない。
日本代表になった良兼の愛娘はオールラウンドプレーヤー

 プロゴルファー川岸良兼、麻子(旧姓・喜多)夫妻の次女で、高校1年生になったばかりの史果ちゃんが、今月7日からのクイーンシリキット杯で、日本代表としてデビューするという。


父親を超えた300ヤードを誇るドライバーショット

 アマチュア時代に怪物と呼ばれ、プロデビューするなりAONを次々倒した川岸良兼。その父親譲りの飛距離は300ヤードを誇り、昨年は国内プロツアーにも参戦し予選を突破。そんな実力も買われ、今年1月からJGAナショナルチーム入り。

 飛ばし屋だけに、トレーニングは欠かさず行っていたのかと思ったら、
「ナショナルチームに入るまで、トレーニングをほとんどしていませんでした。入ってからは毎日ビシバシやっています」
とのこと。トレーニングのおかげで、いまでは疲れにくい体になったことを実感しているという。

 史果ちゃんが出場するこの大会は団体戦で、かつて母親の麻子さんも1987年に出場して優勝している。その経験を娘に伝えているのかと思えば、意外にもそうではないという。
「飛距離はありますが、他にも飛ぶ選手はいます。史果は飛距離より、アプローチやパターで堅実にスコアをまとめてくるプレーヤーですから」と決して飛距離が決してウリではないという。

「自分と世界の力の違いを試してみたい。母から昔の話? あまり聞いていません」と、飛距離のみならずコメントも父親譲りの大物ぶりを発揮。

 ともあれ母子2代での優勝が狙えれば最高だが、まだまだ高1の世界デビューだけに、周囲も長い目で見守りたい。

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です