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週刊ゴルフダイジェスト 6/7
2005/6/2更新
街でも履ける、ゴムマットで滑りにくい
「練習場ゴルファー向け」新シューズに注目

 シューズ市場が縮小する中、あるメーカーが新たな市場を開拓すべく目を付けたのが、これまで、ありそうでなかったゴルフ練習場用シューズだ。


足もと、気になりませんか?

 練習場で見かけるゴルファーの足元は、ゴルフシューズ派とスポーツシューズ派に二分される。

「スパイクに履き替えると、よしやるぞ、という気になる」「スニーカーでは甲の部分が軟らかすぎて頼りなく感じる」(以上、ゴルフシューズ派の声)

「いちいち練習場にゴルフシューズを持っていって履き替えるのが面倒くさい」「スパイクピンの高さが気になって打ちにくい」「ゴムマットの上だとスパイクの方がかえって滑りやすい」(以上、スポーツシューズ派の声)

 など、両者の言い分はいろいろあるが、芝の上でパフォーマンスを発揮するように作られたゴルフシューズと日常の使い勝手を重視したスポーツシューズのどちらをとっても一長一短があるようだ。

 そこで、練習場と日常生活での使用に性能を特化した「トレッドグリップ タウンアンドレンジ」を発売したのはブリヂストンスポーツ。その背景には、昨年から発売しているスパイクレスシューズの「トレッドグリップ」シリーズの好調がある。

「歩行時の快適性が高いせいか、スパイクレスシューズのトレッドグリップを普段から履いている方も大勢います。当社としても嬉しい反面、やはりゴルフシューズは基本的にゴルフ場で履いていただきたいという思いがあります。練習場のゴムマット上での使用までは想定していませんし、日常的に使用すれば靴底の消耗が早くなります」(ブリヂストンスポーツ・フットウェア企画グループ/久保田一真氏)

「トレッドグリップ タウンアンドレンジ」は、従来の「トレッドグリップ」をベースにしながら、硬いゴムマットの上で大きなグリップ力を得られるよう、ソール部分のゴムの配合と形状を専用設計としているところが大きな違いだ。

 アッパー部分はゴルフシューズ同様にしっかり作られているのでスウィング時のホールド感や耐久性も十分。同社のゴルフシューズで好評の衝撃吸収剤「ターボラバー」をインソールに採用することで、アスファルトなど硬い地面を歩くときの快感性が高いのも特徴だ。

 練習場でアマチュアを教える機会の多い平野浩作プロも

「スニーカーで練習している一が多いが、スニーカーは足が横にずれやすい。その癖がついて気づかない人が多い。その点からスパイクレスシューズをおすすめしていましたが、それよりもさらにグリップ力が高いので足がずれないし、足に負担もかからない。たくさん練習する人にはとくにおすすめ」と専用シューズの効果を認めている。

 また、スポーティなウォーキングシューズタイプのデザインを採用し、ゴルフ場の行き帰りに限らず、普段街中でも違和感なく履けるようにしたところも大きなポイントだ。

「ゴルフ用品市場、なかでもとくにシューズの市場が縮小し、パイの取り合いが激しくなっている中で、新しい市場を開拓し、販売店の店頭を活性化したい」(久保田氏)

 同社が最終的な目標とするのは、テニスやバスケット、ジョギングシューズのようにタウンシューズとしてのポジションの確立だが、シューズに限らず新しい市場が形成されるためには、フォアローの存在が不可欠だ。

「他メーカーさんにも追随していただきたい」(久保田氏)

 同社では、一般ユーザーの反応と同時に、他社の動きも期待感を込めて見守っている。

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