週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/30
2013/7/23更新

やさしいのがいいのだ!
初級者向けセットクラブ人気の理由

 ブリヂストンスポーツは5月に初級者向けクラブセット「ガゼル」の2代目を発売。前モデルに比べ1.5倍と売れ行き好調だという。


(左) ナイキの「スリングショット オールインワン」は11本セット、キャディバッグ付き、実勢価格6万円前後

(中) ブリヂストンの「ガゼル」。ドライバーからパターまでの10本セットにキャディバッグ付き6万6000円。レディスは、7本セット、キャディバッグ付きで5万7650円

(右) キャロウェイの「ウォーバード」は10本セット、キャディバッグ付き、実勢価格5万円前後

 同ブランドは、一昨年にゴルフスクール「ブリヂストンゴルフアリーナ」とオンラインショップで販売するために開発されたもので、一般のショップでは販売されていない。

 今回は、開発段階で全国約120カ所のスクールからヒアリングを行い、意見を取り入れた。その結果、ドライバーは以前に比べて44インチ)、サンドウェッジは幅広にした。試打した倉本昌弘は「ドライバー、やさしく球が上がるねえ」と、その"やさしさ"に太鼓判。

 ちなみに、キャディバッグは全国のスクールからデザイン画を募って製作されたもの。「クラブをどう選んでいいかわからない初心者ゴルファーには、統一感のあるフルセットが手軽で安心。スクールのインストラクターに、レベルや体力などに応じてスペックを選んでもらえるのも人気の理由のようです」(同社広報・家村佳那氏)

 セットものというと「安物では?」と考えるゴルファーもいるかもしれないが、キャロウェイの「ウォーバード」ナイキ「スリングショット オールインワン」など、大手メーカーから初中級者向けにラインナップされている比較的安価なセットは少なくなく、安定した需要がある。しかも、それぞれ460㏄近いチタンドライバーを採用するなど、品質も向上。初ボーナスを手にしたであろう、新入社員諸君にもねらい目だ。


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