週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/2
2013/3/25更新

ゴルフ大好き委員長は来なかったが…
IOCの視察団霞ヶ関CCへ

 2020年東京オリンピック開催に向けて、IOC(国際オリンピック委員会)評価視察団が来日(4~8日)。東京ビッグサイトなどを見て回る様子が伝えられたが、ゴルフの開催コース候補の霞ヶ関CCも視察していた。

 視察団が訪れたのは5日の夕方。朝霞・ライフル射撃場の後に霞ヶ関CCを訪れたという。

 視察メンバーは3人。IOC委員のギー・ドリュー氏(フランス)とナット・インドラパナ氏(タイ)、さらにIOCから委託を受けた環境問題コンサルタントのデビッド・スタッブス氏(英)。

 当初、視察するのは評価委員長のサー・クレイグ・リーディー氏だろうといわれていた。というのも同氏は無類のゴルフ好きで、聖地セントアンドリュースを庭に育ち、R&Aのメンバー(HC7)でもあるからだ。

 今回、リーディー氏の視察は実現しなかったが、視察した3氏もゴルフには興味津々の様子だったという。

 応対したのは、日本オリンピック委員会理事、JGA(日本ゴルフ協会)常務理事、そして同コースの会員でもある川田太三氏。「東10番ホールを歩いて、『あれが深くて有名なアリソンバンカーか?』などと尋ねていました。また、スタッブス氏からはコーライ芝や肥料などの環境アセスみたいな質問も受けました。最後は“なにも問題ない”というような顔をして帰っていきましたよ。30分ほどの視察でした」

 3氏がコースを出る頃、まだ同コースのメンバーがハウスに残っており、自然と拍手が起きた。すると「こんなフレンドリーなこと初めてだ」と、ニコニコ顔で、コースを後にしたという。

 ライバル都市、イスタンブールにまともなゴルフコースは3つとか。ゴルフだけなら東京に五輪は決まり?

 
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