週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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「右肩が上がらない」25歳藤田の成績を
右肩上がりに変えた五十肩マッサージ

右肩の具合もすっかり良さそうですね、藤田さん

　読者のなかには「四十肩」「五十肩」による痛みで、クラブを十分に振れないと悩む人もいるはず。富士通レディースで1年ぶりのツアー優勝を遂げた藤田幸希だが、彼女も疲労が原因で直前まで同じような症状に苦しめられていた。それを「五十肩マッサージ」で克服しての栄冠だった。

　チャーミングな笑顔が印象的な藤田だが、9月以降はその笑顔も陰りがちだった。というのは連戦による筋肉疲労で、右肩・右腕を中心に筋肉が硬化。徐々に右肩が上がらなくなっていたからだ。

「外から触っても筋肉が硬くなっているのがわかるくらいでした」と周囲の関係者は証言する。そのために10月の日本女子オープンでは、3日目まで14位タイの好位置にいながら、最終日を棄権。翌週のSANKYOレディスも欠場した。

「パワフルなショットが信条で、普段からハードなトレーニングで体をいじめるタイプ。そうした疲労のピークが9月にやってきたのだと思います」（前述の関係者）

　それをときほぐしたのが、本人いわく「五十肩治療のマッサージと五十肩用のストレッチ」だとか。

　そうして時間をかけて筋肉をケアしながらつかんだのが、今回の富士通の優勝だった。

　25歳。身長168センチと大柄で、性格もイケイケのイメージが強い藤田と「五十肩マッサージ」。このミスマッチが奏功して右肩が上がり、成績も無事、右肩上がりになっている。

　
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